DV、暴力で悩んでいる方へ

Vとはドメスティックバイオレンスの略で、結婚相手から暴力を受けることを言います。

DVは、まぎれもない犯罪です。

そして夫から暴力を受け続けたのなら、すぐにでも離婚すべきです。法律的にも正当な離婚事由となります。

しかし周囲の人や友人などが離婚をすすめても、なかなかあなたは離婚しません。

殴られて顔がぱんぱんに腫れてひどいことになっているのに、あなたはなぜか離婚しようとしないのです。

そしてそんなひどい顔を見ると、周囲の人や友人は気が気でなりません。

「早く別居しないと」「すぐに離婚を」「警察に相談を」

周囲がこのように騒ぐのですが、あなたはいっこうに離婚しようとしません。

「警察には言わないで」「私は大丈夫だから」とあなたは言っています。

暴力を受け、とても痛い思いをしているのに、です。


なぜでしょうか・・・?

なぜあなたは、暴力を受け続けているのに、耐えているのでしょうか・・・?


暴力をふるう夫が、恐怖で相手をしばりつけている、という考えもあります。
それは確かに正しいでしょう。

でも実は、暴力をふるう夫以外に、もうひとりの真犯人がいます。


それは、、、「あなた」です。

そう、もう1人の真犯人は、あなた自身なんです。

あなたは自分で自分を虐待しています。

人は暴力や虐待にあってそれがつらければ、必ず出て行きます。

でも出て行かないのは、夫の暴力以上に、自分で自分を精神的に虐待しているからです。

夫の暴力以上に、自分で自分を虐待しているから、あなたは夫の暴力に耐えられるのです。

「夫と別れたら生きていけない、生活できない」

「自分はこんな暴力に耐えながら生きていかなければならないほど、ダメな人間なんだ」


やがて、暴力をうける自分の存在を正当化する考えを持ち始めます。


「夫が暴力をふるうのは、自分が悪いからだ」

「夫には自分が必要なんだ。暴力をふるう夫はダメな夫だが、夫は私がいなければもっとダメになるんだ」


このような考え方を「劣等感(れっとうかん)」と言います。
わかりやすく言えば、自分で自分にダメ出しをする感情のことです。

しかしあなたは、自分で自分にダメ出しをしているとは思っていません。

なぜなら、暴力をふるう夫は自分よりダメな人間で、夫より自分はまともな人間だから、ダメな人間ではないんだ、と考えているからです。自分よりダメな人間の存在を見つけることで、自分はまだ「まともだ」と思えるのです。

でも世間の常識から見れば、暴力を受け続けながら生活しているというのは、異常なのです。



【どうしたら、あなたは暴力から抜け出せるのか?】


なぜあなたは、暴力から抜け出せないのでしょうか?
なぜ暴力を受け続ける状況を、変えようとしないのでしょうか?

その答えは「恐怖」「夫と別れたら生きていけないという恐怖」なんです。

あなたは、暴力をふるう夫に生活で依存しています。
だから、夫がいなければ生きていけない、とても貧しくみじめな生活になってしまう、と考えています。
私は夫と別れたら生きていけないから、こんな暴力にも耐えなきゃいけない、と考えているのです。

では、あなたにお聞きしたいことがあります。


あなたは今、幸せですか?

うれしいな、楽しいなと感じながら、毎日を暮らしていますか?


人は何のために生まれてくるか、考えたことはありますか?

私は、このように考えています。

「人は、幸せになるために生まれてくるんだ」

と。人は誰しもが全員、幸せにならなければならない義務があります。

幸せにならなきゃ、いけないんです。幸せになってください。


「夫と別れたら生きていけない」という恐怖が、あなたをおおいます。

でも、本当に本当に本当に、よくよくよく考えてみてください。
もう一度、考えてみてください。


本当に、夫と別れたら飢え死にしますか?

本当に、夫と別れたら生きていけないですか?


夫と別れることで、収入は少なくなるでしょう。
パートなどで働く必要も出てくるでしょう。
でも、だからといって、飢え死にしますか?
生きていけないですか? 死んでしまいますか?

離婚することで実家、親戚などに心配をかけてしまうでしょう。
世間体が気になることでしょう。周囲をがっかりさせてしまうかもしれません。
あんなにいい旦那さんなのになぜ、と言う方もいるでしょう。

でも実家の心配や世間体は、あなたが暴力を受けながらも、守らなければいけないものですか?

あなたの幸せって、いったいなんですか?

人の幸せって、毎日ごはんが食べられて、明るく楽しい気持ちで生きることじゃないんですか。

暴力を受けながら生きることが、本当に幸せなんですか?



あなたをおおいつくしている

「恐怖」

「夫と別れたら生きていけないという恐怖」

は、すべて「まやかし」なんです。すべてウソなんです。

世間のニュースは、人を不安にさせることばかり言います。
事故だ、病気だ、年金破たんだ、倒産だ、と他人の不幸ばっかり報道します。
だからおびえている人間が、さらにおびえてしまうのです。

でも、世間をよく見てください。

本当に、そんなにひどいところですか?

本当に、女性1人では飢え死にしちゃうようなところですか?

暴力から抜け出して、1人で生きている女性は1人もいないところですか?


あなたをおおいつくしている「恐怖」はすべてウソなんです。

あなたが「明るい気持ちで、この人生を生き抜いてみせる」

という覚悟を持てば、絶対に生きられるんです。

幸せに生きていく、という覚悟を持てばいいんです。

その覚悟をもった瞬間に、恐怖という闇はすべて消え去ります。

あなたがもったその覚悟は、幸せという「光」なんです。

闇というのは、光を照らした瞬間にすべて消え去ります。

幸せになる、という覚悟を持ってください。

そうすれば、恐怖から抜け出せます。そして幸せに生きていけるんです。



【幸せになる、という覚悟を持って歩き始めると】


あなたは幸せになる、という覚悟をもって1人で歩き始めたとします。

幸せになるという覚悟を決めて1人で歩くわけですから、パートもしなきゃいけないでしょう。それでも収入は以前より少ないでしょう。

でも、幸せになるという覚悟を決めたわけですから、毎日笑顔で過ごします。

仕事がちょっときついなと思っても、夫の暴力に比べたら、たいしたことはありません。上司がこわおもてで怒鳴っても、夫の暴言に比べたら、かわいいもんでしょう。

そう、あなたはもう、十分に強いんです。

闇という恐怖に打ち勝ったあなたは十分に強いですから、多少の困難があっても、毎日笑顔で過ごすことができます。

そしてどんなときも笑顔であなたが過ごしていると、不思議と笑顔の人がどんどんあなたに寄ってきます。

気がつくとあなたは、笑顔の人に囲まれているのです。

そしてそんな笑顔の人の集まり中から、不思議と人生のパートナーが見つかるのです。

やがてあなたの前に、DVで悩んでいる人が現れます。
不思議と現れるのです。

そしてあなたは自分の体験談を、DVで悩んでいるその人に話しをします。
その人は泣きながらあなたの話しに感動し、あなたと同じ道を歩む決意をするでしょう。

あなたは自分の体験で、ひと1人を救うことができました。

人生に無駄なこと、無意味なことなど、何ひとつないのです。

どんな体験も、すべてあなたのためにることだったんです。

こう考えると、過去に起こったすべてのことと、今この瞬間に、感謝の気持ちがわいてきます。

さあ、こんな未来を夢見て、幸せの1歩を踏み出してください。


※DV防止法 → 裁判所から保護命令が発令されると、6ヶ月間の接近禁止命令が出されます。

※DVセンター → 配偶者暴力相談支援センターが、各都道府県に設置されています。

※警察へ相談  → すぐに身の安全を確保してくれて、DVセンターなどを紹介してくれます。

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