立ち向かわずに離婚する

婚しようと思ったとき、相手に立ち向かわなければならないと考える人が多くいます。

どんなときも逃げてはダメだ、立ち向かうんだと。

これは小さい頃からの学校教育や、社会全体の道徳や価値観から、このように考えてしまうのだと思います。

でも、ちょっと冷静に考えてみてください。


ウサギが、トラに全力で立ち向かったら、どうなりますか???


ウサギは間違いなく、食い殺されます。

トラにしてみれば、えさが自分から向かってきてくれたと思うだけです。トラはごちそうにありつけて満足です。

100%勝ち目のない相手に、全力で立ち向かったら、100%やられます。

じゃ、どうして全力で立ち向かうんですか?

降参したら、やられたと同じです。ということは、立ち向かっても、降参してもダメです。


それならば、逃げてください。しかも全速力で。
立ち向かったらやられるんですよ。だから逃げまくるんです。

どうして逃げちゃいけないんですか? 逃げないとやられるんですよ。

一度やられたら、簡単には立ち直れませんよ。

100%やられるとわかっている相手から、逃げちゃいけない理由が、私にはわかりません。

だから離婚するときに、相手とは距離を置いていいんです。

距離を置いて、調停委員に間に入ってもらって、相手とは顔を合わさずに離婚すればいいんです。

相手と顔を合わさずに、離婚調停を進めることは可能です。いったん実家に逃げ帰って、そこから離婚調停を進めたっていいんです。

日本人というのは、何でも始めるときはとても威勢がいいのですが、撤退や逃げることがとてもヘタな民族のように思います。

昔は戦争で派手に負けたし、近年は自殺者がとても多いです。これはすべて、逃げることがヘタというか、逃げることを根本的に考えていないからです。

上手に逃げることを常日頃から考えていたら、あんなにたくさんの人が自殺することもないのに、と思います。

逃げずに立ち向かい、結果としてやられてしまった人は、やられた自分にダメだしをします。やっぱり自分はダメな人間なんだと。でも、この考えが一番いけないんです。

希望に満ちて結婚したが、こんなはずではなかった、と。

でも人間というのは、絶対に間違える生き物なんです。間違いをしない人間は、1人もいないのです。

だから、間違いを素直に認めて、またやり直せばいいんです。間違えちゃったよ、はっはっはっ、と言ってやり直せばいいんです。

間違えることは、恥ずかしいことではありません。

100%やられるとわかっている相手に全力で立ち向かうというのは、素直に間違いを認めていないのです。

自分の間違いに気がついたのなら、クルッと向きを変えて違う道を歩き始めるだけです。

人は誰でも全員、間違いをしないほど立派じゃないんです。立派じゃないから、逃げていいんです。立派な行いをしようとすると、苦しくなるだけです。

立ち向かってやられた結果、自分にダメ出しをしてしまうと再起不能になります。


だから立ち向かう前に逃げて逃げて逃げてください。

そして逃げ切ったところからもう一度、新しい人生を歩んでください。

スポンサードリンク

このページの先頭へ